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『大人になったら何になる?』

■著:ジェシカ・ロイ
■訳者:矢谷 雅子

矢谷 雅子さんからのメッセージ・・・!

 


訳者メッセージ
 
「大人になったら何になる?」

 子どものとき誰もが一度は、夢と希望と一抹の不安を抱きながら考えることではないでしょうか。

 「大人になったら何になる?〜大好きなことを仕事にした人たちからあなたへのメッセージ」は、アメリカのちょっと珍しい仕事も含めて、わくわくするような仕事14種類と、それに携わる人たちを紹介しています。

 一例をご紹介すると、

 子どものときから大好きだったものをそのまま職業にした人。
 昆虫学者、ゲームクリエーター

 子どもの頃の経験がきっかけとなって今の職業につながったもの。
 考古学者、ショコラティエ

 転職あるいは前の職を生かして今の職業になったもの。
 名人チーズ職人、パーカッション奏者

 子どもの頃、好きだったことを生かして職業にしたもの。
 カイトデザイナー、舞台セットデザイナー、ロボット工学者 など

 大人になって興味を持ち職業にしたもの、あるいは家族が関係しているもの。
 アルパカ農家、ロブスター漁師 など

 どの職業もいいところだけを書いているわけではありません。長い時間や手間がかかること、仲間と協力しなければできないこと、あるいは必ずしもうまくいくわけではないことも正直に語っています。しかしそれらを越える彼らの仕事への情熱や真摯な取り組み、何にも増して「この仕事が大好きだ」と思う気持ちが、ひしひしと私たちに伝わってきます。

 社会が閉塞感に包まれ、希望が見出しにくいと言われている昨今ですが、少し見方を変えれば、まだまださまざまな可能性が広がっていることに気づかされます。そして本当に自分が好きなことを仕事にすることの幸せと喜びを改めて感じさせてくれます。

 登場人物の仕事への取り組みと生き方は、漠然と将来の不安を感じている子どもたちの背中を、力強く後押ししてくれるのではないでしょうか。

 また、さまざまな仕事の舞台裏は、大人たちにとっても初めて知ることも多く、新たな興味をかきたててくれます。貴重な画像がたくさんあることも魅力です。登場人物のホームページもたいへん充実しており、本を読んだ後、見ていただくと、その裏に何倍もの仕事があることがわかります。翻って本で語られているシンプルなことばが一層の重みを持って感じられます。

 小学校高学年から中学生低学年の子どもさんにぜひ読んでいただきたい本です。


                                              翻訳者・矢谷 雅子













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